
有限会社アルプス(代表取締役:幡谷幸彦)は、長年にわたり代理店として協業を続けてきた株式会社山下工業研究所(以下、コーケン)を訪問し、製造現場の視察および今後の協働に向けた意見交換を行いました。今回、幡谷が代表取締役就任以来はじめて訪問いたしました。
1. アルプスとコーケン──30年以上にわたる信頼のパートナー

山下工業研究所は静岡県掛川市に本社を構えるソケットレンチやエキステンションバーなどで工具業界では知らない人はいない老舗メーカーです。
アルプスとコーケンは、30年以上にわたりソケットレンチや各種工具の国内販売で協力関係を築いてきました。
2. 現場が支える“匠の技”──工場見学で見えたもの

今回の訪問では、コーケンの主力製品であるカラーインパクトレンチをはじめとした製造工程を視察。
特に、巨大なパーツフォーマーが金属を力強く成形する工程は圧巻で、20年以上現場を任されている熟練工・斉藤様に案内いただきました。
斉藤様の以下の言葉が非常に印象的でした。
「ものづくりは、材料を入れてボタンを押せば完成するものではありません。
季節による湿度や温度、素材の状態、治具や金型の調整──その一つひとつを職人が感じ取り、積み重ねて製品は生まれます。」
AIや自動化が進む時代だからこそ、こうした“人の経験と感覚”が生み出す価値の重要性を再認識する時間となりました。
3. 今後の展望──“つなぐ企業”としての使命

アルプスは、製品を販売するだけでなく、現場の課題とメーカーの技術をつなぐ役割を担ってきました。今回の訪問を通じて、現場の知見を学び、「人と人、ものとものをつなぐ企業」としての使命を大切にしていきたいと考えています。
さいごに
こちらは、静岡名物の鰻ご馳走になった際の写真です。
アルプスはこれからも、山下工業研究所とともに、現場から生まれる価値を社会へ届けてまいります。

山下工業研究所HP:https://www.koken-tool.co.jp/


